ナンパから始まる本当の恋

自然とすらすらこんなことを言っちゃったけど
なんだかすっきりした

「…なんだよそれ」

『え?』

「お前のこと諦めろって言うのかよ。
僕はお前になんて言われようとお前のこと諦めない絶対に。」

『…だめ。』

「だめじゃない。お前だってもう一回誰かのこと好きになってみろよ、って言うか僕のこと好きになれよ、守ってやる」

そう言って氷雅は私を強く抱きしめた
氷雅は私に何度も何度も好きと嘆いて
付き合って2日しかたってないのに何度言われたかなんて分からない
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