ギャルがゲーマーやってちゃダメですか?
「そーいえば凉花ちゃん、和哉くんとは最近ゲームしてないの?」
口を開いたのは真丘さんだった。
「和哉? あぁ...最近誘いの連絡もないし、仕事忙しいんじゃないかな?」
「ふーん。...てかもう6時じゃん! 朝だよもう! 俺落ちるわー。オールで仕事とかやらかした。あー、行きたくねぇ...」
「まーた真丘はそんな文句ばっか言ってー。いいから寝るぞ。じゃ、凉花ちゃんまたね。おやすみ。」
「二人とも寝るの!?じゃあ俺も寝ようかな...」
愚痴を溢す真丘さんと、それを注意する西斗さん。
相性良いんだか悪いんだか...
「はいよっ。お疲れ様でした!おやすみー!」
3人がオフラインになったことを確認すると、私もゲーム機の電源を切った。
...和哉。
真丘さんが口に出したこの名前は、私の好きな人。