ギャルがゲーマーやってちゃダメですか?

(チューしたい。この可愛らしい唇を奪ってやりたい。)



私は自分の感情をコントロールできなくなっていた。

ああああああああ

好き、本当に好き、もう傷付けないから、もう無神経なことしないから、私のこともう一度好きになってよ。私と付き合ってよ。





私は和哉のほっぺにキスをした。

バレるかバレないかなど考える余裕すらなくなっていたんだ。

そして、
それでも好きという気持ちを抑えきれなかった私は、自分の唇を和哉の唇に重ねた。

だが、少し唇が触れたところで私はすぐに和哉から離れた。



罪悪感に襲われたのだ。

(眠っている和哉に、何も知らない和哉に、なんてことしてんだ。)

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
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