白黒王子と甘い恋
ほんと手のかかるやつ。

俺は、枕元にある目覚まし時計をとって優里の顔の前に出す。

「お前は時計も読めなくなったのかよ。今は、7時半!!」

いきなり布団をはねのけ、服を探し出した。

邪魔になるので部屋の外をへ出る。


部屋を出てから5分になる。

「おい。まだかよ。早くしてくれよ。マジで間に合わねぇ。おいてくぞ。」

なんならほんとに置いてってもいいんだけどな。

かわいそうだからいつも待っている。
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