白黒王子と甘い恋
陽太の第一印象は「胡散臭いやつ。」だった。
みんなから「王子様」って言われるのにも納得できるくらい美形だった。
でも、その顔の裏に何かがあると俺は思った。
「この頃の菜乃の様子がおかしい。」
俺と優里は、菜乃の違和感について話しているうちに、陽太の話になった。
「幼なじみの勘でしかないけど多分陽太は菜乃の事が好きなんだと思う。」
「あの王子が?いや絶対ありえないだろ。」
俺は否定した。
「・・・。あの王子キャラは陽太なんかじゃない。」
優里は悲しそうに言う。
「じゃあ本性はなんなんだよ。」
「今は言えない・・・。とにかく陽太に聞いてみよう。」
優里はさらっと答えた。
みんなから「王子様」って言われるのにも納得できるくらい美形だった。
でも、その顔の裏に何かがあると俺は思った。
「この頃の菜乃の様子がおかしい。」
俺と優里は、菜乃の違和感について話しているうちに、陽太の話になった。
「幼なじみの勘でしかないけど多分陽太は菜乃の事が好きなんだと思う。」
「あの王子が?いや絶対ありえないだろ。」
俺は否定した。
「・・・。あの王子キャラは陽太なんかじゃない。」
優里は悲しそうに言う。
「じゃあ本性はなんなんだよ。」
「今は言えない・・・。とにかく陽太に聞いてみよう。」
優里はさらっと答えた。