白黒王子と甘い恋

「松井さんと…。中谷さんだね。初めまして。これからよろしくね。」



と、無邪気な笑顔でこちらを見た。






ズキン




頭が痛い。



なんか、この笑顔、どこかで見たことがある気がする。




でも思い出そうとすると頭がどんどん痛くなってくる。






「菜乃。陽太呼んで。」


「うん?わかった。」




陽太は、菜乃が呼ぶとすぐに来てくれた。



林田君は何も気づいていない。


< 42 / 59 >

この作品をシェア

pagetop