運命
今日は高校の入学式…
ただひたすら緊張して固まっている僕…隣の友達は中学の時からの親友…
何故か僕は親友に呼ばれた「光輝…おーい」
トントンと肩を叩かれ
僕は振り向き
「ああもう何だよッ?」
とイライラ顔の反面びっくりした顔で彼を見つめた
「そんなイライラすんな」と笑顔で受け流す親友…
小声で「冷たっ」と囁いた僕は親友に舌を出しそして「俺等クラス離れたな」
と悲しそうに言うと
「泣くなよ…」
と肩に手を置かれポンポンとされた…
段々苛つきはじめた僕…
「じゃ俺教室行くから」
と良い放ち僕は親友から遠ざかった…
僕は小声で「苛つく」と言って教室まで向かった…
座席表を見ると僕の隣に座るのは「城葵姫歌流」(たちあおいひかる)と言う女子だった…
難しい名前…とぽつりと呟き座席に座って空を見上げた…
今日もいい天気だなと感じながら…
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