千年の時空を越えて
雪「博士!薬をお願いします。」
博士は、顔を真っ赤にしている。娘にドキドキしてるよ、この人は。
武里「雪たん、誘惑、上手くなったね!もう、僕、変な害虫が付かないか心配だよぉ。で、どこへ行くの?」
雪「昭和初期です。だいたい・・・。」
武里「1930年頃?」
雪「はい。よくご存じで。」
武里「じゃあ、これ一式と、この新薬を。後は・・・。これだな。ジャジャーン。」
と言って、色々な色の液体を出してきた。
雪「何ですか。これ?」
武里「これは、先日、出来たばかりの試験薬。使い方を説明するね。これは、特効薬だ。どんな病気にも効く。病気の分類で、各々飲む割合を変える。ただし、副作用がキツイ。目眩や幻覚、幻聴があり、最後は、強烈な眠気。眠ってる間に、病気は治る。だが、治してる間は、夢の中。安全な場所を確保してから飲むようにね。例えば、何の病気になったか検査してる時間がないときなんかは便利だと思うよ?」
雪「なるほど。わかりました。ありがとうございます。博士ってやっぱりスゴいんですね?」
と、笑って言った。
雪「お土産はお菓子ですか?」
武里「あぁ。うん!よろしく~!あ。ハグしとく?」
と、武里博士は、両手を開いて抱きついてきた。
雪「いらないです。」
と、腕をよけた。
武「雪たん、つれな~い。反抗期~?」
雪「違います。失礼しました。」
とため息をつきながら一礼する。
部屋を後にして、タイムマシンの整備に向かった。
博士は、顔を真っ赤にしている。娘にドキドキしてるよ、この人は。
武里「雪たん、誘惑、上手くなったね!もう、僕、変な害虫が付かないか心配だよぉ。で、どこへ行くの?」
雪「昭和初期です。だいたい・・・。」
武里「1930年頃?」
雪「はい。よくご存じで。」
武里「じゃあ、これ一式と、この新薬を。後は・・・。これだな。ジャジャーン。」
と言って、色々な色の液体を出してきた。
雪「何ですか。これ?」
武里「これは、先日、出来たばかりの試験薬。使い方を説明するね。これは、特効薬だ。どんな病気にも効く。病気の分類で、各々飲む割合を変える。ただし、副作用がキツイ。目眩や幻覚、幻聴があり、最後は、強烈な眠気。眠ってる間に、病気は治る。だが、治してる間は、夢の中。安全な場所を確保してから飲むようにね。例えば、何の病気になったか検査してる時間がないときなんかは便利だと思うよ?」
雪「なるほど。わかりました。ありがとうございます。博士ってやっぱりスゴいんですね?」
と、笑って言った。
雪「お土産はお菓子ですか?」
武里「あぁ。うん!よろしく~!あ。ハグしとく?」
と、武里博士は、両手を開いて抱きついてきた。
雪「いらないです。」
と、腕をよけた。
武「雪たん、つれな~い。反抗期~?」
雪「違います。失礼しました。」
とため息をつきながら一礼する。
部屋を後にして、タイムマシンの整備に向かった。