千年の時空を越えて
雪「なっ」
仁「さぁ。あなたがこいつらの所を去って僕の所に来るなら、こいつらは逃がしてあげる。でも、僕の所に来ないならこいつらは一人残らず殺るよ。まずは、抵抗したらヤだから手を縛るね♪」
そう言い終わると、手下が私の手を縛る。
それを確認すると、仁和寺が私を押し倒した。
上から、覆い被さって上から、見下ろしながら、
仁「こいつらの前で、君を僕のモノにするね?君のこの白無垢は、やっぱり僕のためになったね。」
あー。まさか、皆が来てくれるとは・・・。嬉しい反面、これだけの人数を救うにはアレしかない。
でも、でも・・・アレは・・・っ。皆を見ると、皆、自分達が捕まったせいで私が、犯されるという事に苦しい表情をしていた。私は、皆を見て、<大丈夫>と口パクで伝えニコッと笑ってみせた。
そして、私を組み敷いて、頭を撫でたり、額にキスをする仁和寺に向かい、
雪「あんたの負け。」
仁「この状況で、強がり?雪のその冷たい氷のような目が好きだよ。」
雪「はぁ。これだけは嫌だった。マジで屈辱!覚えとけよ。・・・。」
私は、息を吸い込み大きな声で言う。
雪「私、雪は、変な害虫(ムシ)がつかないように気をつけます。」
仁「フフフ。どうしたの?僕への誓い?そうだね。気をつけて。ホント君の近くは変な害虫が多い。」
それは、お前だよ!と心の中で、毒づき、続ける。
雪「戻ったら一緒に・・・。一緒に住みます。そして、お、お、お、お風呂にも一緒に入ります。一緒に同じ布団で、寝ます。これを私の父上、武豊 蒼に誓う!!!!」
すると、私の着ていた、白無垢が光り、大量の数字やアルファベットの公式が現れる。