千年の時空を越えて
そして、手を拘束され、彼女達の前へ突き出された。
彼女は、僕達を見て、目を見開いている。
ごめんね。助けに来たのに、迷惑かけてしまってる。
すると、男が彼女を押し倒して、僕らの前で、犯すと言って彼女の髪や額に触れだした。
<触るな!>頭に血が上って、拘束器を外そうと暴れる。
すると、彼女と目が合った。
「だいじょうぶ」
ニコッと優しい余裕の笑み。どうして?そんな汚らわしい男がに君に触れるなんて僕は、我慢出来ない!
彼女は、彼女の父上に、誓いの言葉を述べた。
彼女の白無垢が光りだして、星が流れたと思ったら、敵は皆倒れていた。
僕も皆も、どういうことかわからない。
すると、彼女の父上であろう方が現れた。
なんとも明るい方だ。
そして、父上が言った言葉に彼女は迷惑そうにしていたが、僕は、物凄く共感した。
彼女のような娘がいたら、僕も絶対、彼女の父上のようになるだろう。
そう思っていたら・・・。
土「すげー父上殿だな。」
丞「なんか、総司みたいやわ。」
平「確かにー」
一「おいわが大変だな。」
と言う。
総「えー。そう?僕、物凄く、父上の気持ち解りますよ~。」
4人「え・・・。」
4人の空気が冷たくなった。
そしたら何者か解らない物が現れさっきの汚らわしい男と仲間を連れて行き消えていった。
えぇ?何これ?
おいわさん、君は一体、何者?さっきのはあの世一歩手間の・・・?もしかして、君は本当の・・・。
皆も、パニック状態。
総「土方さん!また固まってますよ~。カワイイッ!」
そう言って、ツンと、土方さんをつつく。
ビクッとなった、土方さんを見て、
総「あれあれ?副長、怖かったんでちゅか?」
と言ったら拳骨を食らった。
総「痛ったぁ。もう、怖いなら、怖いって言えばいいのに。」
土「う、うるさいわっ!」
取りあえず、屯所に戻ることになった。