千年の時空を越えて

着いた先は、近くのお寺。


子供が沢山遊んでる。


雪「いつの時代も子供の無邪気さは、変わらないなぁ・・・。」


子供「あぁー!沖田さん!遊ぼー!」


総「良いですよ~!何しましょうか?」


子供「かくれんぼ!」


総「はい。では、しましょうか!私が、鬼になりますね?数えるので皆、隠れて下さい!」


ひとーつ、ふたーつと数えていく総司さん。


私も、木の影に隠れて、息を潜める。


すると、背中で、


「みーっつけた♪」


そう声がしたかと思うと、後ろから抱きしめられた。


雪「わっ!びっ・・じゃなくて驚いた!わからないと思ったんですけど。」


総「どこにいても、雪を見つける自信がありますよ。」


そう言って、向きを変えられ唇を重ねる総司さん。何度も、角度を変えて、啄んだキスに、クラクラしてくる。


すると、そーっと離して、


総「続きは、また後で、沢山しましょうね?」


悪戯が成功した子供のような笑顔で見つめられ、顔が急に熱くなる。


それから、子供達と相撲を取ったり、鬼ごっこをしたり思いっきり遊んだ。



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