千年の時空を越えて
そこまで言うと、総司さんは、膝の上でギュッと拳を握り締めている。
雪「私も、隊士の端くれの一人です。。確かに、恋仲のあなた様からすると私は、最低な女です。気分も悪いと思います。でも、私は、私なりに考えてしていることです。あなた様には、申し訳ありませんが、隊士としてのお役目、そして私の未来でのお役目で同じような事をしなければいけないのなら私は、戸惑う事なくします。もし、我慢ならないというならば、どうぞお捨て下さいませ。」
しばらく沈黙が続いた。
そして、総司さんは、私に向き合い言った。
総「確かに、僕も近藤先生の命で色々してきました。仲間の粛清とか・・・暗殺とか。人を斬るのに躊躇っていたら自分が斬られる。今回の雪は、これと同じ。雪の殺される姿なんか見たくない。でも、他の男に触られるのは、我慢なりません。」
そう言って、総司さんは私をぎゅっと抱きしめた。
雪「触れられてドキドキしたり気持ち良くて声が漏れるのは、総司様だけです。」
そう言うと、総司さんは、ニコッと笑い、口づけてきた。
それは、すぐに深くなり甘い声が漏れる。
するとスパーーン!また、土方さん。
総「狙ってやってますよね?」
土「い、いや。すまない。」