千年の時空を越えて
大坂へ行く人達が集まった。近藤さん、山南さん、総司さん、永倉さん、原田さん、井上さん。
そして、今回、初対面の芹沢さん、野口さん、平山さん。他、20名程の隊士。
皆、腕の立つ人達ばかり。
雪「芹沢隊長。初めてお目にかかります。乾 雪之助と申します。雪とお呼び下さいませ。今回は、どうぞよろしくお願いします。」
芹「おなごみたいだな。俺の夜の相手にでもなるか?ハハハハハ。」
雪「せっかくの大坂。男の私ではなく、大坂のおなごを楽しまれては?」
芹「そうだなぁ。まぁ、気が向いたら相手してやる。では行くぞ!」
他の方々にも挨拶をし終わり、出発する。
私は、この時代の旅を少し楽しんでいた。
そして、ひいきの宿、八軒屋の京屋忠兵衛方というところに着いた。
ついに始まる。私の(未来の)任務。