千年の時空を越えて

後の乱闘に来れないくらいのダメージを与えないと・・・。


すると、力士は、私の体格を見て、鼻で笑う。


力士「こんな、女男が相手か。馬鹿にされたもんだなぁ。」


雪「では、私からいかせてもらう!」


私は、そう言って、飛び込んだ。


胸に蹴りを喰らわす。


力士「こんなものか!ハハハハ。」


そう言って、私のことを投げ飛ばす。


総「雪!」


そして力士は私の足を掴み逆さまに持ち上げる。


力士「オイ。可愛い顔して・・・。」


ザクッ。持っていた脇差で刺す。

力士「う゛・・・。」



力士が倒れる。

雪「はぁ・・・。フリは思いっきり出来ないから嫌い・・・。」


ドサッと、力士が倒れる。もちろん、急所を外して。そして念のため、下剤薬を飲ませて橋の下へ落とした。このままだと、トドメ刺されたら終わりだし・・・。


これで後のには来れないでしょ。


そして、芹沢さんの近くに行き、


雪「少し手こずりました。すみません。」


芹「いや、良い。ご苦労。」


雪「ありがとうございます。」





そうしてしばらく歩くと、また、力士が同じ様な態度で来た。


すると、今度は、皆で押し倒して、芹沢さんが馬乗りになって首に脇差しを当て脅す。


芹「先ほど1人力士を切り捨てた。武士に向かって同じ無礼をするとは、言語道断。とても命を助けてやる義理はない・・・。が、特別にお前は、助けてやる。その代わり、力士一同にこれからは武士に無礼を働くな。そう伝えろ!」


そう芹沢さんが言うと、力士は、逃げていった。





















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