千年の時空を越えて

力士「何やってんだ?この男色野郎共!」


ですよね。普通、そう見えますよね。


この時代、男同士で交わっても、何も言われなかったんだっけ?戦場で絆が深まるって。


でも、皆、他の人同士してないし!



しばらく睨み合いが続いた。


力士が飛びかかって来たと同時に乱闘が始まる。







タタタタタタタタパンっ。






私は、助走をつけて一人の力士を踏み台にして、<対象者>を斬りつけた。


血潮が飛び散り倒れたところにトドメを刺す。


雪「一人目。」


そして、少し離れたところに二人目を見つけた。しかし、相手の集まるど真ん中に入ったため囲まれる。


雪「ちっ。」


こんな巨漢、峰打ちとか効かないだろうし・・・。そう思ってると、斎藤さんと永倉さんが助けに来てくれた。


一「いつもは平助だけど、今日の新八さんの斬り込みの役目、取ってやるな。」



新「それは今日の俺の役目。皆との景気づけが効いたな。」


雪「ち、違います!でもありがとうございます。」


そう言うと、二人目の<対象者>の元へ向かう。





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