千年の時空を越えて
それぞれの大坂~総司Side~

大坂出張に雪がついて行くと言い出した。


当然、断られるも、諦めない。


何か起こると言い出す始末。その言葉に、近藤先生もついに彼女の願いを聞き入れる。


彼女が、部屋を出た後、大坂へ行く面々が呼び出される。


近「実は、雪が大坂へ一緒に行くことになった。」


一「え?・・・。」


新「芹沢先生・・・。大丈夫か?」


総「何故、お許しに?」


近「《何か起こるからついて行く》と言った。」


山「それってどういう・・・。」


近「いや。何のことかさっぱり見当もつかない。でも、芹沢隊長が何か起こす可能性も無きにしもあらず・・・。」


井「一番、可能性が高い。」


新「じゃあ、その事も頭の隅に置いとけってことだな。」


近「あぁ。後、雪の事だ。」


新「芹沢先生に、目を付けられたら厄介だな。」



総「僕が、守ります。」


近「総司は、ダメだ。」


総「どうしてですか?」


近「お前は、雪の事になると周りが、見えなくなる。新八と一頼む。後、他の、面々も気にかけてやってくれ。総司は、芹沢隊長を見張れ。」


総「・・・はい。」


近「では、皆、頼んだ。」


全員「はい。」



< 145 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop