千年の時空を越えて
それぞれの大坂~総司Side~
大坂出張に雪がついて行くと言い出した。
当然、断られるも、諦めない。
何か起こると言い出す始末。その言葉に、近藤先生もついに彼女の願いを聞き入れる。
彼女が、部屋を出た後、大坂へ行く面々が呼び出される。
近「実は、雪が大坂へ一緒に行くことになった。」
一「え?・・・。」
新「芹沢先生・・・。大丈夫か?」
総「何故、お許しに?」
近「《何か起こるからついて行く》と言った。」
山「それってどういう・・・。」
近「いや。何のことかさっぱり見当もつかない。でも、芹沢隊長が何か起こす可能性も無きにしもあらず・・・。」
井「一番、可能性が高い。」
新「じゃあ、その事も頭の隅に置いとけってことだな。」
近「あぁ。後、雪の事だ。」
新「芹沢先生に、目を付けられたら厄介だな。」
総「僕が、守ります。」
近「総司は、ダメだ。」
総「どうしてですか?」
近「お前は、雪の事になると周りが、見えなくなる。新八と一頼む。後、他の、面々も気にかけてやってくれ。総司は、芹沢隊長を見張れ。」
総「・・・はい。」
近「では、皆、頼んだ。」
全員「はい。」