千年の時空を越えて
出発の日になり、やっぱり、芹沢隊長は、雪に絡んでいる。
でもここで止めに入ると、もっとひどくなる。僕は、拳を握って我慢する。
すると、彼女は上手くあしらっていた。
大坂に着いて、船に乗る。すると、一くんが腹痛を訴えた。
一くんの側で甲斐甲斐しく看病している彼女を見ると彼女は、ただ、純粋に、心配して看病しているとわかっていても心が、モヤモヤするし、苦しい。
それに一くんは、彼女の汗を拭いていた。しかも、楽しそうに何か、話している。しかも一くん顔赤くなってる。
総「なんか、面白くない。モヤモヤする・・・。」
そう呟くと、
芹「ん?沖田、どうした?」
総「え?あ、いえ。何でもありません。ちょっと暑くてボーッとしてました。」
すると、前から力士が、来た。
芹「端へ寄れ!」
力士「寄れとは何だ!」
皆の中で、もしやと思う。
芹沢先生が、力士を斬ろうとしていた。
すると、彼女が、止めた。
『ヤバい!!』全員同じ思い。怒りの矛先が、彼女へいってしまう。
雪「私にやらせて下さい。」
え?どうして?
そう思ってると、彼女が力士の前へ立った。
でも、その体格の差。彼女は、攻撃しているが、効いていない。投げ飛ばされ逆さ吊りのように足を持たれて人形のようになっている。
チラッと見えた彼女の目は、とても冷たい。
彼女は何の躊躇もなく、刺した。
そして、橋の上から落とす。
芹沢先生は、満足そうにそれを見ていた。
そして、機嫌のよい芹沢先生が、次に来た同じような力士に脅しをかけて終わる。