千年の時空を越えて
ーーー




でも、雪の体柔らかかったなぁ~っと回想していると、


玲「鼻の下、伸びてるよ?ニヤニヤしてるし、キモイ!」


という玲の言葉にはっと現実に戻ってきた。


玲「あのさぁ、これ・・・。」


と、玲が綺麗な包み紙を渡してきた。


陸「なんだこれ?」


玲「チョコだよ。今、女の子に大人気のお店の。」


陸「なんで?」


玲「雪にあげなよ。酷いことしたんでしょ?」


陸「っ」


玲「雪、チョコ好きだし、きっと喜ぶよ。」


陸「ありがとう!渡してみる。」


玲「うん。あ、それ、すぐ溶けちゃうから早く、食べてもらいなよ。」


陸「あぁ、わかった。ありがとう。」


玲「じゃあ、任務、頑張って!」


陸「おぅ。」

そう言って、玲は、部屋を出て行った。


陸「さて、雪は、もうタイムマシン整備に向かったかな?」


と、俺も部屋を出て、雪を探しに行った。



< 15 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop