千年の時空を越えて


長州藩側に忍び込み視界に映る対象者に近づく。


雪「みーつけた♪」


ジッと待つ。


雪「あーあ。裏金貰ってるよ~。」



しばらく様子を見ていると、一人になる。毒薬を、取り出す。


雪「あのぉ・・・。」


男「なんじゃ!」


雪「すみません・・・。お腹が苦しくて・・・。帯を緩めてもらえませんか?」


男「ほほぅ。良かろう。」


ニタニタ顔の男が近寄る。帯締めを外し、帯を解いてしまう。


やっぱり最低男だったか・・・。


雪「あら?帯が取れてしまいました・・・。」


男「そうじゃのぉ。んなら、部屋で直すとよい。」


雪「ありがとうございます。」


見つめるふりをして目に入れたコンタクト型の機械で、スキャンする。対象者で間違いナシ。


部屋に入ると、男が襲いかかってきた。



口に毒を含む。


男と熱烈なキスをし、毒を少しずつ相手の口に入れる。



しばらくして毒を全て飲み干したのか、男がバタッと倒れた。


口を拭いながら、生死確認。


雪「任務完了。」


と呟き、部屋を出た。



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