千年の時空を越えて
ーー暗殺当日ーー
9月18日。昼間一旦止んだ雨が、また、再び、降り始めた。
夕方から角屋で宴が始まる。
私は、深呼吸をして、仕事モードのスイッチを入れる。私は、お酒を持ち、芹沢さんにお酌しにいく。
芹「おぉ~、雪!久しぶりだな!達者にしてたか?」
雪「芹沢先生。お久しぶりです。はい、おかげさまで。」
芹「梅がお前に会いたがってたぞ!まるで、おなごの友人が出来たみたいだと喜んでおった!また、会ってやってくれ!」
雪「は、はい。ぜひ。私も、また、お梅さんとお話ししたく思います。」
芹「お梅が気になるか?あれは、俺のだ。」
雪「いえ。滅相もございません。」
芹「お前も、今日は、誰かと一夜共にしろ!ハハハハ。」
雪「今日は、せっかくの宴なので、たらふく料理を頂きます。」
芹「はぁ・・・。お前は、本当に、花より団子だなぁ。俺は、花の方がいいがなぁ。」
そう言って、芹沢さんは、芸妓さんを抱き寄せ、イチャついている。
失礼しますとその場を離れた。
すると、宴も、そろそろお開きになり、芹沢さん達は、帰って行った。
しばらくして、暗殺メンバーも帰って行く。