千年の時空を越えて
着いて、近藤さんが、死体の確認・検分をしている。
後から、着替えを済ませた土方さんも来た。
ここの奥さん気づいてる・・・。
私は、三男勇五郎君の足の手当てをした。きっと、彼は、この子を怪我させたこと、後悔して苦しんでしまう。だから、完全に治す。
そして・・・。変わり果てた3人の前で手を合わせる。
お梅さん・・・。また、お茶したかった・・・。
芹沢先生・・・。悪行は、目に余るのが多かったけど、優しかったり、厳しかったり、楽しかったです。ありがとうございました。
帰り道・・・。
トボトボと帰る私の横に土方さんが並ぶ。
土「おい!」
雪「え?あ、はい。何ですか?」
土「ふぬけんな!しっかりしろ!」
雪「はい!すみません。」
屯所にもうすぐ着く時に、土方さんに手を掴まれて、
土「かっちゃん!ちょっと遅くなる。」
近「え?あ・・・わかった。」