千年の時空を越えて


「おい。」


雪「あ。お疲れ様です。武田さん。」


彼は、男色(同性愛者)で、上にはゴマすり下には、厳しいという人だった。


そういえば、この前の変身の希望も美男子を求められたっけ・・・。


観「お前に、話がある。ついてこい。」


まさか・・・。美男子に変身してくれとか?


武田さんに部屋に入れられる。


対面に座り、黙り込んでしまった。何故かモジモジしている。


雪「あのぉ・・・。何か、御用ででしょうか?」


意を決したように、バッと私を見つめズズッと距離を詰められる。


雪「え?」


すると、ガシッと腕を掴まれ、


観「頼む!誘惑の方法を教えて欲しい!」


雪「へ?」


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