千年の時空を越えて

観「実は、好きな、奴がいる。でも、近づくと嫌がられる。お前は、幹部の奴らと接吻しているではないか。しかも、皆、お前に気がある。そこまで、男の気持ちを手に入れる術を教えて欲しい!男を誘惑する方法を教えて欲しい!」


雪「いや・・・。でも、私は、女ですから・・・。幹部の方は、皆様、私を女だと知っているから、接吻とかしてこられるだけかと・・・。」


観「いや!俺は、しばらく、お前を見ていた。町でも、ここの平隊士でも、女と知らない奴が、お前に、見とれていた。」


え?そうなの?ってか最近、視線感じてたのは、この人だったのか・・・。


私は、ここ数日、ずっと、誰かに見られていた。


雪「でも、誘惑って・・・。」


私だって、最近、やっと出来るようになったのに、人に教えられるとは思えない。


雪「私には・・・。」


観「全幹部の小姓になると言ったのはお前だが?」


雪「う゛・・・。」


観「では、決まりだな。宜しく頼む。」


はぁ・・・。仕方ない。


雪「わかりました。でもその人と上手くいかなくても私のせいじゃありませんからね!」


観「わかっている。何からすればよい?」


雪「えぇ今から?」


観「当たり前だ。善は急げという。」


雪「はぁ・・・。」


そうして、私は、武田さんに、男をオトす方法を伝授する事になった。


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