千年の時空を越えて


今の何だったの?



土「おい、雪!いくみ様って何だ?」



雪「あー。未来の芸をされている綺麗な殿方です。身の丈と同じ物のを作って欲しいってことで、一緒にそれを作ってたんですよねぇ。」



平「ウゲェ・・・。そんなのどうすんだよ。武田さん・・・。」



左「そりゃ、お前・・・。」



新「そうだろうなぁ・・・。」



一「雪、じゃあ、武田さんに何かされた訳じゃないんだな?」



雪「はい!もちろんです。だって、武田様は、私には、興味ないですから。」




丞「そっかぁ?でもそんなも・・・グフッ。」




雪「どうかしましたか?山崎様?」



丞「いや、別に・・・。」



絶対、嘘だ。何か、隠してる。モヤモヤする。




土「ほら!行くぞ。暇な奴は稽古しろ!雪、俺と来い。」



あーあ、やっぱりね・・・。


土方さんもわかってる。


ていうか、皆もわかってる。



でも、彼女は、絶対にここでは口を割らない。




皆わかってるから何かされてるのかそうでないのかだけ今は確認したかった。



僕もそうだけど、それだけじゃ納得出来ない。あの声は?誘ってたのは?そんな事がぐるぐる回る。



総「土方さん、僕も一緒に行っていいですか?」


土「あぁ?・・・。はぁ。わかったよ。来い。」


そうして3人で、土方さんの部屋へ向かった。



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