千年の時空を越えて


雪「わざわざ、ありがとうございます。」



土「いや。お前と手合わせするのは初めてだし、丁度良い。」


そして、私は、土方さんの前に立つ。


雪「実践式でしても良いですか?」


土「あぁ。」



そして、目を瞑り、任務モードになる。



土方さんに飛び込んで木刀を片手で持ち飛びながら振り下ろす。スッとよけられ後ろから叩き込まれるが横にずれ難を逃れる。


土「イノシシだな。オイ。」


雪「よく言われます。」



体勢を立て直し、再度、睨み合う。



すると、今度は、何度も打ち込んでこられる。そして、壁際まで追い詰められた。



壁に片足を置いて、思いっきり、横腹を蹴った。一瞬スキができた。


木刀を振り下ろすと、横腹をバシッと叩かれた。



雪「あ・・・。」


土「終いだな。」


雪「ありがとうございました・・・。」


土「俺の恋仲になるのも時間の問題だなぁ?あぁ?」



雪「まだまだです。」



「どういう事ですか?」


声をした方を見ると、総司さんが立っていた。











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