千年の時空を越えて
二階の一番奥の部屋へ行くと、男が二人、身構えた。
一人を斬り倒し、トドメを刺そうとしたら、
総「ゲホゲホゲホッ。」
何でこんなときに!
抑えようとしても、止まらない。苦しくて、その場に、膝を着く。
総「ゲホゲホゲホッ・・・。ゴボッ。」
咳と一緒に、生暖かい何かが出てきた。ふと見ると、畳と手が赤く染まっている。
立とうとしても足に、力が入らない・・・。
僕は、そのまま意識を手放してしまった・・・。