千年の時空を越えて
総司さんをギュッと抱きしめ優しく囁いた。
雪「私も、飲んだことがあります。その経過を見ていますよね?大丈夫ですからね。次、目が覚めたら、病は治ってますからね。」
総司「ありがとう。」
そして、薬を渡す。皆が総司さんが飲むのをジッと見る。
ゴクン。
総「あ・・・。熱い・・・。う゛う゛・・・。雪!」
ガバッと襲ってきた。
いきなり、押し倒されて、唇を奪われる。
土「オイ!総司を押さえつけろ!」
皆が、総司さんを押さえつける。
総「土方コノヤロォー!!僕の雪に触るなっ!!!雪!雪!こっち来てよ!!」
ドカッ。
土「う゛・・・。」
皆の押さえを逃げて、私に抱きついて押し倒す。
新「コイツ何だよ!」
丞「やっぱり変態やったか・・・。」
一「雪が苦しそうだ。早くどけないと。」
平「でも、どっから出てるんだよ!この怪力。全然、動かないっ!」
左「副長!そっち持て!」
土「おし」
そう言って、二人掛かりで離そうとするも、全く動かず。
近「総司!!」
ピタリ。ぐ~。
雪「あ・・・。眠ったみたいですね・・・。」
土「あぁ。」
一「でも、すごかったですね。」
雪「これって、今、思ってる事がそのまま出るのかも・・・。私の時は、誰にも見つからない、場所が欲しいって思ってたので・・・。」
左「じゃあ、コイツは・・・。」
全員「・・・。」
丞「ま、まぁとにかく、眠ったから、よしとしよう。」
土「お前と俺だけ被害者だ。」
ツンと首を触られる。
雪「土方様は殴られていましたもんねぇ・・・。私は?・・・。まさか・・・。」
新「痕、付けられてるぞ。」
平「近藤さん!このまま、雪を総司さんとこ置いといていいんですか?目を覚ましたときに一緒だったら雪の貞操が危ないでしょう!」
近「確かに・・・。よし!雪!空き部屋、お前の部屋にしていい。」
雪「本当ですか?ありがとうございます!」
丞「それでやなぁ、皆さん、聞いて!・・・。」
何か悪巧みしてるよ・・・。
全員「その方がいい!」
土「それでいくぞ!」
近「では、解散!」
全員「はい!」
何故か私は、皆さんの事を下の名前で呼ぶように言われた。