千年の時空を越えて




総司さんをギュッと抱きしめ優しく囁いた。



雪「私も、飲んだことがあります。その経過を見ていますよね?大丈夫ですからね。次、目が覚めたら、病は治ってますからね。」



総司「ありがとう。」



そして、薬を渡す。皆が総司さんが飲むのをジッと見る。




ゴクン。



総「あ・・・。熱い・・・。う゛う゛・・・。雪!」



ガバッと襲ってきた。



いきなり、押し倒されて、唇を奪われる。



土「オイ!総司を押さえつけろ!」



皆が、総司さんを押さえつける。


総「土方コノヤロォー!!僕の雪に触るなっ!!!雪!雪!こっち来てよ!!」


ドカッ。


土「う゛・・・。」


皆の押さえを逃げて、私に抱きついて押し倒す。



新「コイツ何だよ!」




丞「やっぱり変態やったか・・・。」




一「雪が苦しそうだ。早くどけないと。」




平「でも、どっから出てるんだよ!この怪力。全然、動かないっ!」




左「副長!そっち持て!」



土「おし」



そう言って、二人掛かりで離そうとするも、全く動かず。




近「総司!!」



ピタリ。ぐ~。



雪「あ・・・。眠ったみたいですね・・・。」




土「あぁ。」





一「でも、すごかったですね。」




雪「これって、今、思ってる事がそのまま出るのかも・・・。私の時は、誰にも見つからない、場所が欲しいって思ってたので・・・。」





左「じゃあ、コイツは・・・。」



全員「・・・。」




丞「ま、まぁとにかく、眠ったから、よしとしよう。」




土「お前と俺だけ被害者だ。」




ツンと首を触られる。





雪「土方様は殴られていましたもんねぇ・・・。私は?・・・。まさか・・・。」





新「痕、付けられてるぞ。」





平「近藤さん!このまま、雪を総司さんとこ置いといていいんですか?目を覚ましたときに一緒だったら雪の貞操が危ないでしょう!」




近「確かに・・・。よし!雪!空き部屋、お前の部屋にしていい。」




雪「本当ですか?ありがとうございます!」




丞「それでやなぁ、皆さん、聞いて!・・・。」




何か悪巧みしてるよ・・・。






全員「その方がいい!」





土「それでいくぞ!」





近「では、解散!」




全員「はい!」








何故か私は、皆さんの事を下の名前で呼ぶように言われた。






< 251 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop