千年の時空を越えて


甘味処を出てもクスクス笑っている。




雪「皆の顔、面白かったですね?これで新選組一番隊組長、恋仲は男!っぷ。あはははは。」





総「確かに!って僕だけ!?」





雪「だって私は、無名ですし。」




総「あ・・・。雪っ!コラッ!待て!」



雪「きゃー沖田組長こわぁ~い!って私、捕まりませんから!」



と、逃げていく。あ・・・。夢と同じだ。





総「捕まえたら、僕の好きにするから思う存分、逃げて下さいね?」





雪「え・・・。なんか、目が怖いですっっ!!」




雪は、僕が本気なのに気付いて全速力で逃げていく。





総「ウサギを追い詰める狼ってこういう気持ちなんですね~きっと。」





楽しくて仕方ない。




ついに、寺の近くで捕まえた。




僕は、雪を肩に担いで、



寺の境内に入っていった。





< 256 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop