千年の時空を越えて
甘味処を出てもクスクス笑っている。
雪「皆の顔、面白かったですね?これで新選組一番隊組長、恋仲は男!っぷ。あはははは。」
総「確かに!って僕だけ!?」
雪「だって私は、無名ですし。」
総「あ・・・。雪っ!コラッ!待て!」
雪「きゃー沖田組長こわぁ~い!って私、捕まりませんから!」
と、逃げていく。あ・・・。夢と同じだ。
総「捕まえたら、僕の好きにするから思う存分、逃げて下さいね?」
雪「え・・・。なんか、目が怖いですっっ!!」
雪は、僕が本気なのに気付いて全速力で逃げていく。
総「ウサギを追い詰める狼ってこういう気持ちなんですね~きっと。」
楽しくて仕方ない。
ついに、寺の近くで捕まえた。
僕は、雪を肩に担いで、
寺の境内に入っていった。