千年の時空を越えて
そこには、今にも、こぼれ落ちそうな、星空があった。
雪「きれい・・・。星座の位置。んー。やっぱり、場所わからないとか・・・。今の季節もあるし。」
フッと息を吐いて、担いでいる荷物の一つを開ける。
通信機を操作し、本部との通信を試みる。
・・・・・・・・。
雪「ダメか。んー。コンパクトタブは・・・。これもダメ。どうなってるの?」
雪「ここで、考えてても仕方ない・・・。よし!行こう。」
雪「まずは、ここがどこで何時代かだよね。ん?この植物はアジア?」
そう言いながらリサーチを始めていく。
沈着冷静と自他ともに認めてるけど、流石にテンパってたみい。脇汗ハンパない。
ハンカチで汗を拭く。
取りあえず、あっちが集落みたいだし、危険は、多いけど、行かなくちゃ何もわからないもんね・・・。
雪「よし!人は殺さないように気をつけて。」
そう言いながら、集落のある方へ動いた。