千年の時空を越えて
すると、向こうから、何人かの足音が聞こえてきた。



男「待ちやがれーっ」


雪「ん?」


見ると、女の子が数人の強面に追っかけられていた。


雪「仕方ないなぁ。」



強面集団の後ろから追いかけていき、一人、一人、音も立てずに、気を失わせていった。



そして、女の子の腕を掴んだ。



雪「ちょっと待って。」



女「きゃっ」



雪「驚かせてごめん。でも、しばらくは、大丈夫。」



とさっきのした男たちの束を指差した。



女「ありがとうございます。」



雪「ちょっと、色々聞きたいことがあって。いいですか?」



女「はぁ」



と言いながら、女の子は、ついてきてくれた。



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