千年の時空を越えて
後ろから、こっそり着いていくと、土方さんが、連れて行った先は、拷問部屋。
複雑だった。
間者だったらとか色々ある。きっと、土方さんは、彼女が僕らに売る情報を聞き出すためだ。
手に縄を掛けられて、少し、疲れた顔の彼女を見つめる。
彼女が言った言葉に驚いた。
雪「高杉 晋作が、反乱を起こします。」
なんで、そんな奴逃がしたの!?本来だったら、真っ先に倒さなくてはいけない奴だ!
土方さんも考えは、同じで、問いただしていた。
しかし、彼女は、その先の危惧する事を言っていた。
この国を守るため。
そんなに、そいつは偉い人なの?
土方さんも少し考える時間が欲しかったようで、とりあえず、牢屋に閉じ込め出てきた。