千年の時空を越えて








弾劾状の一件が落ち着き、近藤先生が、江戸へ出張に行かれた。




一応、幹部の話し合いで、雪を牢から出そうという事になった。





反乱の件を藩に訴えたが聞いてもらえなかった。でも、起こった。奴は、反乱を起こして勝利を収めた。





その事実もあり、やっぱり、彼女は、ここに置いておくべきとなった。






そして、土方さんが沙汰を言い渡すため牢へ入っていった。





迎えにいこうか、悩んで、ふと部屋の中を見ると土方さんと雪が抱き合っていた。







どうして・・・?






頭が、真っ白になった。





僕は、何故か、ここにいてはいけない気がして、その場を離れた。






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