千年の時空を越えて
どうしたらいい?
誰か、探してる暇はない。
未来に新たに派遣をお願いしたら、此の糸さん達の事は、バレてしまう・・・。
仕方ない。
私が、うのさんになることにした。
入江「此の糸、高杉様だ。これから、四国に、亡命される。バレないように、夫婦のふりをしてくれ。」
雪「かしこまりました。高杉様・・・。よろしくお願いします。」
高杉「春風・・・。くくくっ。此の糸となったり、うのになったり、忙しい奴だな。宜しく頼む。」
そして、私は、四国に行く前に、山崎さんに、会いに行く。
雪「篠原さん。」
丞「あぁ。秋風・・・。どうした?」
私は、高杉さんの女になったことを、報告する。
丞「さすがだね。お前なら、その位、朝飯前と思ってた。気をつけろよ。」
雪「篠原さんも・・・。」
私達は、ギュッと、一度、抱き合った。
耳元で、山崎さんが、
丞「気をつけや・・・。相手は、奇兵隊の頭や・・・。取れる情報は、デカいけど、その分、危ないから・・・。」
雪「わかってます。心配してくれて、ありがとうございます。山崎様も気をつけて・・・。」
私は、山崎さんに、キスをした。
丞「あ・・・。」
雪「恒例の景気づけです。では、失礼します。」
私は、そう言って、その場を去った。