千年の時空を越えて


タタタタタッ。




私は、とある一室に、急いで、向かっている。




スパーーーン!




高杉「何奴っ!」




芸妓「キャッ!」




私は勢いよく、襖を開けると、高杉さんと、芸妓さんが、裸で、絡んでいた。




雪「先生っ!刺客がすぐ側に来ています!早く、逃げますよっ!」





高杉「わかった!」




素早く着替えた高杉さんを連れて、逃げようとした矢先・・・。




パァン!



弾は、すぐ近くの柱に当たる。





刺客「高杉・・晋作だな・・・。 お前の命運もここまでだな。」




雪「そんな事・・・。私がいて、させるわけないでしょうがっ!」




私は、すぐ、男に飛び付いた。




銃で撃てたら全然、楽な任務だが、そういった歴史は残っていない。




私は素早く、相手の急所を狙い気を失わせた。






それを見ていた高杉さんが、低い声で言う。





高杉「お前・・・。何者?その動き、普通のおなごではないな・・・。」





雪「話は後です!今は、とりあえず逃げましょう!」




私は、半ば強引に、引きずり高杉さんと、その場を逃げ出す。






後処理は、日下燕石さんという方がしてくれるとのことだった。






< 325 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop