千年の時空を越えて
タタタタタッ。
私は、とある一室に、急いで、向かっている。
スパーーーン!
高杉「何奴っ!」
芸妓「キャッ!」
私は勢いよく、襖を開けると、高杉さんと、芸妓さんが、裸で、絡んでいた。
雪「先生っ!刺客がすぐ側に来ています!早く、逃げますよっ!」
高杉「わかった!」
素早く着替えた高杉さんを連れて、逃げようとした矢先・・・。
パァン!
弾は、すぐ近くの柱に当たる。
刺客「高杉・・晋作だな・・・。 お前の命運もここまでだな。」
雪「そんな事・・・。私がいて、させるわけないでしょうがっ!」
私は、すぐ、男に飛び付いた。
銃で撃てたら全然、楽な任務だが、そういった歴史は残っていない。
私は素早く、相手の急所を狙い気を失わせた。
それを見ていた高杉さんが、低い声で言う。
高杉「お前・・・。何者?その動き、普通のおなごではないな・・・。」
雪「話は後です!今は、とりあえず逃げましょう!」
私は、半ば強引に、引きずり高杉さんと、その場を逃げ出す。
後処理は、日下燕石さんという方がしてくれるとのことだった。