千年の時空を越えて
雪「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。」
高杉「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。」
さすがに、往復猛ダッシュはしんどい・・・。
雪「さぁ!手配は、出来ています。先生・・・。」
高杉「あぁ・・・。うの・・・。いや。春風・・・。きちんと話せ・・・。わかったな?」
雪「はい・・・。」
私達は、船に乗り、萩に戻る。
ブブブ・・・。ブブブ・・・。
タブに、浮き出た文字。
雪「嘘でしょ・・・。」
そこには・・・。
救助者1名:山崎 丞
と、書かれていた。
本来の歴史で言えば、山崎さんは、一年ほど、長州に密偵に入り、帰ってきて、鳥羽伏見の戦いで戦死のはず・・・。
捕まったのか・・・。
高杉さんに疑われている今、動くのは命取り・・・。
でも、任務を無視したら、山崎さんは、間者として、殺される・・・。
やるしかない・・・。
私は、部屋で、作戦を練っていた。
すると・・・。
高杉「オイ・・・。お前は、何者だ?」
私は、拳銃を、向けられている。