千年の時空を越えて





私は、長州と薩摩が、なにやら水面下で動いているとのことを、報告した。




近藤「まさか・・・。そんな事・・・。薩摩と長州が?有り得ない・・・。」




雪「まぁ。不穏な動きをしているのは確かです。」




同盟を結ぶことは言わない。



確か歴史書にも“不穏な動きがあったから、長州征伐を決めた”と書いていたはず・・・。



土方「でも・・・。コイツが取ってくる情報は、確かな物が多い。そこは、信じて良いんじゃねぇか?近藤さん。」



近藤「確かにそうだ。会津藩に掛け合ってくる。」



そう言うと、近藤さんは、出て行った。



土方「お前・・・。山崎を助けてくれたんだってな?礼を言う。」




ポンと頭を撫でられた。




雪「いえ。」




土方「ゆっくり休め。」



雪「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて、休ませてもらいます。」





そして、部屋を出ると、総司さんもついて来た。




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