千年の時空を越えて
え・・・どういう事?





私は、四国へ向かった。





すると、伊東さんが、花街に消える。





私は、薩摩の人間がよく利用する、遊郭へ忍び込む。




雪「ビンゴ!」




そこには、薩摩の上役がいた。




伊東「ぜひ、新選組を薩摩の家臣にして補しい。」




薩摩の上役「はははっ!ただねぇ・・・。血生臭いのは、ちょっとねぇ・・・。」




伊東「それなら大丈夫です。血生臭い元凶の副長は、切腹させる段取りに致します。」




薩摩「切腹?そんな事が、出来るのかね?」




伊東「えぇ。少しずつ、仕込んでいますから。ご心配には及びません。これから、国の中枢を担う薩摩に加担していて損は有りますまい。」


土方さんを切腹させる気!?




確かに、二人は、仲が悪いけど。




何か、おかしい。




伊東「私が、局長になった暁には、宜しくお願いしますよ?」





薩摩「はははっ。気が早いなぁ。伊東殿は!」





そして、後は、大した話もなく、酒を酌み交わす事で終わった。





私は、遊郭を出た。









雪「何か、おかしい。でも、何だろ・・・?あ!船が、出ちゃう!」




私は、長崎行きの船に乗り込んだ。










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