千年の時空を越えて
今度こそ・・・。
伊東さんが出て行って、しばらくした頃・・・。
どうやら、伊東さんは、薩摩や長州と関係を持とうとしていた。
が、高杉さんに、文を書いていたおかげというか、高杉さんの言ったとおり、相手にされていないようだ。
そして、少し経った頃・・・。
ピコン・・・。ピコン・・・。
この音はっ!
斎藤さんに危機が迫っている音だ。
御陵衛士の刀の刃を登録して、その人達と刀を交わらせた時だけ、音がなるようにしておいたのだ。
私は、以前に作った、空中ボードに乗り、空を駆け抜けた。