千年の時空を越えて
監視カメラで中の情報を、コンタクトレンズ内臓の映写機に映す。
普通に、トイレか・・・。
私は、外で待っていると伊東さんが、出てきた。
伊東「っ・・・。」
少し着物の合わせを緩めて、伊東さんを妖艶に見つめた。
そして、伊東さんの手を引いて、空いてる部屋に入る。
伊東「どうしたんですか?」
雪「伊東様と二人きりになりたかったんです。」
伊東「私を、誘惑しているんですか?」
雪「さぁ・・・。でも・・・。伊東さんが、その気なら、私・・・。」
握っていた手の指を絡める。
伊東さんは、繋いだ手を、自分の口に持って行き、私の指にキスをして、口に含んだ。
私は、舐められた指を、自分の唇にそっと、置いた。
そして、チュッと音を立てキスをする。
伊東さんは、フッと笑い、
伊東「どうやら、君は、僕を誘惑しているようだね・・・。」
伊東さんは、私を抱き寄せて、キスをした。
深く、激しいキスをして少し離れた。
伊東「私が、どれほど、君とこうしたいと思っていたか、わかる?夢みたいだ・・・。」
伊東さんは、私の着物の合わせを荒く広げて、唇を這わせてきた。
首筋がベトベトになるまで、舐められる。
伊東さんが、私の帯を解こうとしたとき・・・。
土方「伊東さん。そこにいるか?」
と、廊下から、土方さんの声がする。
耳元で、
伊東「静かにしてるんだよ。」
と伊東さんが囁く。
すると、
土方『おっかしいなぁ。どこ行ったんだ?さっき渡した金、総司の悪戯で、偽物だったから、交換しようと思ったんだが・・・。』
近藤『あれを使ってしまうと罪に問われるぞ!』
土方『別にいいんじゃねぇか?俺らには関係ねぇ。』
近藤『そんな事はない!さぁ!早く、探さねば!』
伊東「それは、出て行かないとだね・・・。この続きは、また、今度・・・。」
そう言うと、伊東さんは、出て行った。
雪「ふっ・・・。バカな男・・・。」
私は、続いて部屋に戻った。