千年の時空を越えて
次の日・・・。
私は、一人で縁側にいた。
藤堂さんが、好きだと言ってくれた、未来の歌を歌っていた。
そんなとき、廊下の向こう側から、声がした。
「伊東さんと藤堂さん未だに油小路に捨て置かれてるそうだ・・・。」
え?どういう事!?
私は、話をしていた隊士に詰め寄った。
雪「さっきの話、どういう事ですか!?」
隊士「え・・・。いや・・・。」
雪「教えて下さいっ!」
隊士「伊東さんと藤堂さんが、昨日に暗殺があっただろ?」
雪「はい・・・。」
隊士「他の御陵衛士をおびき寄せる為に、亡骸をまだ、油小路に捨て置いてるんだよ・・・。」
雪「そんな・・・っ。ありがとうございます!」
私は、土方さんの部屋に急いだ。