千年の時空を越えて




次の日・・・。




私は、一人で縁側にいた。



藤堂さんが、好きだと言ってくれた、未来の歌を歌っていた。




そんなとき、廊下の向こう側から、声がした。



「伊東さんと藤堂さん未だに油小路に捨て置かれてるそうだ・・・。」



え?どういう事!?



私は、話をしていた隊士に詰め寄った。




雪「さっきの話、どういう事ですか!?」



隊士「え・・・。いや・・・。」



雪「教えて下さいっ!」



隊士「伊東さんと藤堂さんが、昨日に暗殺があっただろ?」




雪「はい・・・。」




隊士「他の御陵衛士をおびき寄せる為に、亡骸をまだ、油小路に捨て置いてるんだよ・・・。」




雪「そんな・・・っ。ありがとうございます!」




私は、土方さんの部屋に急いだ。




< 393 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop