千年の時空を越えて





見廻りから、帰ると、門番の隊士が、



隊士「一番隊の方々、お疲れさまです!」



一番隊「お疲れー。」




隊士「あ!沖田組長!乾君が、先ほど戻りましたよ!」



総司「本当!?」



隊士「はい。先ほど戻ってきて、山崎君と部屋に戻られましたよ。」



総司「ありがとうっ!」



僕は、急いで、足を洗い、部屋へ戻った。




スパーーーン!




総司「雪っ!・・・って、あれ?いない・・・。」




部屋の隅に、雪の荷物があった。




僕は、しゃがんで、荷物を確認した。




すると、襖が開いた。




あ!





総司「雪っ!」



僕は、立ち上がり、雪を抱きしめた。




総司「お帰り。土方さんが・・・。」




雪「先ほど、会ってきました。」



総司「え?会えたの?」




僕達が、毎日、行っても、全く、会えなかったのに・・・。さすが、雪!






雪「はい。まぁ、買収してですが。」




総司「土方さん、大丈夫だった?」





僕は、気になっていたことを聞いた。





山崎「元気にしてた。」




総司「そっか。良かった。」




それを、聞いて、安堵した。




すると、雪は、僕の顔を見て、優しく笑った。




雪「さぁ!作戦会議です!」




僕達は、顔を寄せて座った。
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