千年の時空を越えて




雪が、戻ってきて、すぐの頃・・・。




密偵に入っていた一君が戻ってきた。




総司「近藤先生の暗殺・・・。」



よく言うよ・・・。全く・・・。




そして、雪が口を開く。



雪「あいつは、未来の人間・・・。皆さんで太刀打ち、出来ない可能性があります!」




土方「だったらどうする?」




雪「念のため、毒を盛っては?」




近藤「酒にか?」




雪「いえ・・・。それでは、警戒されるでしょう・・・。私にです。」



総司「どういう事?」




作戦を聞いて、僕は、固まる。




総司「嘘でしょう?」




雪「いえ・・・。本気です。」




総司「おかしいでしょ!それは!」



土方「いや・・・。良い作戦だ・・・。さすがだな。」




総司「ちょっと待って!僕は、許せないっ!」




雪「今回の件は未来のお役目もあります。総司様に、ダメだと言われてもやりますから・・・。」




雪は既に、お役目の時の冷たい目をしていた・・・。

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