千年の時空を越えて




少しした頃・・・。




少し前に、大政奉還や、王政復古の大号令がなされて、薩摩や長州が、幕府を怒らすため、色々と、ちょっかいを出すようになった。




雪「近藤様と総司様は大坂へ行って欲しいです。」




総司「僕も?」



雪「はい・・・。」



土方「総司はこっちで、隊務をさせるつもりだ。」



雪「いえ・・・。総司様は、大坂へお願いします。」



土方「理由を言え。」



仕方ないか・・・。




雪「総司様は、本来であれば、労咳を患っていて、今は、もう、隊務もこなせない状態になっているはずでした・・・。そこで、今回、怪我をされた、近藤様と、病の総司様が、大坂にいらっしゃる松本先生のお世話になることになっています。ですので、お願いします。総司様は、大坂へ行って頂きたいのです!」




総司「わかった。僕を病から救ってくれたのは、雪だ。だから、雪の言うことは、ちゃんと聞く。」





土方「確かに・・・。わかった。じゃあ、お前は、総司と行くのか?」




雪「そうですね。何かあったときの対応が、しやすいので。」



土方「わかった。」





そして、作戦がどんどん決まっていく。




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