千年の時空を越えて
総司さん達が、大坂へ経った後、京でも佐幕派は、色々と嫌がらせを受けていた。
隊士「大変だっ!すぐそこに、薩摩の奴らが、大砲をこちらに向けているっ!」
土方「何だとっ!?お前ら、絶対に手を出すな!これは、罠だ。」
そう。薩摩は、幕府の息の根を止めたくて、嫌がらせをして、こちらが手を出すのを待っていた。
雪「っ!殺気だ!」
私は、気配を辿る・・・。
すると、こっそり木の影から、怪しげな男が、ニヤリとしながら、指を、土方さんに、向けている。
空気銃か・・・。
私は、他の気配も探る。
2・・・。3・・・・・・5人か・・・。
私は、土方さんの側に行く。
土方「雪、どうし・・・た・・・っ。」
私は、土方さんに、キスをした。
「っ!」
側にいてた人達が、ビックリしている。
本人もビックリして、離れようとしているのを、土方さんの頭の後ろに、手を回して、離れないようにした。
クルッと向きを変えつつ、空気銃を撃った。
シュン。
バタッ。
シュン。
バタッ。
シュン。
「う゛っ・・・。」
シュン。
ドスッ。
シュン。
ドタッ。
私は、一人だけ、ギリギリを狙い、急所を外していた。
パッと離れると、土方さんが、真っ赤になっている。
土方「おまっ・・・っ。こんな所で、何しやがる!?こ、こ、こういうのは、二人きりの時にしろっ!」
隊士「え・・・?」
どうやら、今の一言で、土方副長は、衆道と勘違いされたようだ。
雪「土方副長、すみません。少し離れます。」
土方「おいっ!雪っ!どこに行くっ!」
私は、そっと、隊を離れた。
うずくまってる男に、私は、声をかけた。
雪「ねぇ。あんた、何者?」
「くっ!」
雪「そ!別に良いけど。」
「え?」
雪「ここで、話さなくても良いよ。」
「ふっ!気を抜いたか?こんな生ぬるい所でいるから・・・。」
シュン、シュン、シュン、シュン。
私は、空気銃を撃つと、ドスッと4人の男が降ってきた。
雪「だから、私の事、なめないでね?って言ってるでしょ!」
「なんで・・・。いっぺんに、殺らなかった?」
雪「あなたに言う必要はない。」
本当は、飛距離の問題だけど。
私は、タブで、博士に、連絡を取り、逮捕ロボを寄越して貰った。