千年の時空を越えて




総司さんは、大丈夫だろうか・・・。




これで、土方さんの暗殺は終わったのだろうか?




雪「はぁ・・・。」



土方「おい・・・。」



振り向くと、土方さんが、少し赤い顔で、立っていた。



雪「お怪我は、ありませんか?」



土方「あぁ。雪・・・。お前、なんで、俺に、接吻したんだ?」



雪「すみません。未来のお役目で、狙われていたもので・・・。」



土方「お前、なんで言わねぇ。」




土方さんが、私の頬を撫でる。




雪「ちょっと、いつかわからなかったので・・・。」




きっと、本当のことを言えば、土方さんは、自分から、飛び込んでしまうから、言えないよ。





土方「次からは言えよ?」




雪「はい。ありがとうございます。」





そう言っておいた。




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