千年の時空を越えて





慶喜公が、江戸へ逃げ帰ったとわかったのは、すぐだった。




あー・・・。確か、そんなことあったな・・・。




雪「永倉様達は、もう、発たれたのですか?」



総司「うん。怪我と病組は、こっちの船なんだ。雪もこっちに乗ってくれる?」



雪「はい。」




総司さんは、私の手を取り、指を絡める。




総司さんは、船の中で、終始、冗談を言い、皆を笑わせていた。




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