千年の時空を越えて
スーパースター☆
甲府城に行くまでに、総司さんや土方さん、近藤さんの故郷があり、地元に寄った。
そこでは、豪華に、大名行列が行われた。
村の人達は、皆の勇士を讃え、行く先々で、熱烈の歓迎を受けた。
「総ちゃん!!おめぇ、えらくなったな!」
総司「ははっ。僕は、偉くなんて、なってませんよ!偉いのは、近藤先生と土方さんです。」
「お前は、控えめだなぁ。そういえばよぉ、京のおなごは、どうなんだ?いいおなごはいるのか?」
総司「それは、他の人に聞いて下さい。僕は、興味無いですから。」
「それって、どういう・・・ってそういう事!?」
総司「ち、違いますよ!恋仲が、いるんです。その人がいれば、僕は、他のおなごなんて・・・。」
「ベタ惚れだなぁ。」
総司「はい!愛し合ってるんです。」
「そうか、そうか・・・。というか、お前、病は、大丈夫なのか?」
総司「はい!おかげさまで。ほら、この通りです。」
そう言うと、総司さんは、相撲の四股をふむ真似をした。
総司さんも他の皆も楽しそう。
まぁ、これで、遅れて、甲府城に板垣退助に先を、越されるんだよね。
土方さん達の夢は、武士になること・・・。
それが、叶ったんだもん。皆に見てもらいたいよね・・・。
緊迫した時間を、皆は、癒していた。
でも・・・。
あと、2ヶ月。
この2ヶ月で・・・。
何か、手を、打たないと・・・。
私は、これから起こるであろう事にシュミレーションをいくつも考えていた。