千年の時空を越えて
新選組を恨んでいる新政府軍を刺激しないように、新選組は、甲陽鎮撫隊(こうようちんぶたい)と名を変えた。
そして、顔も名前も知られている近藤さんと土方さんも大久保 剛と内藤 隼人という名前に、変更した。
雪「土方様が内藤隼人・・・。なんだか、イメージ・・・。じゃなくて、雰囲気と違う気が・・・。」
総司「だよねー。鬼太郎とかの方が、合ってる・・・痛っ。」
バシッと、頭を叩かれる総司さん。
そして、例の知らせ(甲府城に先に新政府軍が入った事)た来た。
土方「くそっ!すぐに、江戸城に知らせろ!」
そして、松本先生の口利きで、急遽、軍の人数が集まった。
しかし・・・。
所詮は寄せ集めの隊だ・・・。
半数近くが、逃げ出してしまった。
土方「取りあえず、俺が、援軍を頼みに行ってくる!」
土方さんは、急いで、江戸に向かう。
その間にも、相手の攻撃が止まない。
「す、すいませんっ!乾君っ!これってどう、使ったら・・・っ。」
ドーーーン。
「ウワッ。」
「い、行くぞー!いち、にぃ、のぉ・・・さんっ!」
パァン!
「おぉ!」
ダメだよ・・・。
こんなの話にならない。
大砲や鉄砲に慣れていない隊士は、砲撃すらできない。
新政府軍の圧倒的な武力に二時間で大敗した。
近藤「江戸に戻るぞっ!」
そして、私達は、江戸へ逃げ帰ることとなった。