千年の時空を越えて
僕の天女~総司side~
伊東さんの件も終わり、少し経った頃・・・。
「大変だっ!近藤先生が、撃たれたっ!」
総司「え?」
僕は、近藤先生の所に飛んでいった。
総司「近藤先生っ!大丈夫ですか!?」
近藤「あぁ!なんとかな・・・っ。」
近藤先生が、手当てを受けている間、僕は不安で仕方なかった。
そういえば、雪は、どこ行ったんだろう・・・。
雪の姿が見えないのが、心配で屯所中を探しまくる。
すると、雪が、外から帰ってきた。
総司「あ!雪っ!大変なんだっ!近藤先生がっ!」
そう言うと、雪は、知っていたというように落ち着いている。
雪「総司様、落ち着いて下さい。近藤さんは、大丈夫。」
総司「本当に?」
それでも、不安になる。
雪「大丈夫。史実では、助かってます。」
歴史を知る雪が、言うなら、大丈夫だろう。
僕は、少し安堵した。