千年の時空を越えて




それから、僕は、隊を率いていた。




近藤先生と、土方さんが、急いで、どこかへ行こうとする。




総司「どこへ行くんですか?」




近藤「山崎が、撃たれて、虫の息とのことだ!行くぞ!」





丞ちゃんが、虫の息!?




総司「僕も行きます!」





部屋に、入ると、雪は、いなかった。




浅い息を繰り返している丞ちゃんが横たわる。





丞「局長・・・。副長・・・。すみ・・・せん。ヘマして・・・。」




近藤「何も、言うな!山崎っ!死ぬな・・・っ。死ぬな・・・っ。」




総司「丞ちゃん・・・。死なないで・・・。ねぇ!」




丞「総・・・司・・・雪・・・幸せに・・・。」




総司「わかってる!わかってるよっ!」




『すみません。沖田組長そちらに、いらっしゃいますか?』




総司「・・・今行く。」




僕は、隊の子に呼ばれて、外に出た。





丞ちゃんが、助けたわらしの親探しだ。




気合いを入れてやろう!




僕は、必死で、探した。
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